一般社団法人安来市医師会立 安来市医師会診療所
院 長 |
住 所 |
電話番号 |
成相 昭吉 |
〒692-0206 安来市伯太町安田1700 |
0854-37-1511 |
診療時間 |
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午前 8:50~11:30 |
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午後 13:30~17:00 |
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◯ (予防接種) |
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◯ (予防接種) |
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※受付16:30まで 内科は原則紹介患者のみ |
伯太の,そして安来の子どもたちが,からだもこころも健やかで,
元気に暮らすために
このたび安来市医師会診療所に小児科を開設していただき,院長として着任した成相 昭吉,なりあい あきよし,と申します。
私は、1984年から国立岡山病院小児医療センター,神奈川県立こども医療センターであわせて5年間、小児科全般と小児内分泌疾患を研修したあと、横浜市南端の金沢区にある横浜南共済病院小児科に異動、2002年に部長となり、同時に横浜市立大学小児科にも所属することになりました。直後に、インフルエンザ菌b型(ヒブワクチンのヒブです)の臨床研究で学位(医学博士)を授かり、2015年から今に至るまで横浜市立大学小児科臨床教授も併任しています。また、1998年から2年間、診療が終わった夜に都内に通い日本女子大学、上智大学の心理学教授に師事し臨床心理学も修めました。
2016年に両親の介護のため故郷の出雲市に戻り、3年半、島根県立中央病院小児科部長を務め、2019年10月には義理の両親の介護のために松江市に移り、松江赤十字病院に感染症科を作っていただき部長として着任しました。
直後の2020年1月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が新興しました。私の専門の一つは子どもの感染症、小児感染症で、呼吸器ウイルスの臨床研究も続けていましたので、4年間、松江市と安来市の東部圏域でCOVID-19への対応を牽引してきました。その間、COVID-19について、感染予防策について、そしてインフルエンザについて、安来市でも毎年2~3回、講演をさせていただきました。
そのご縁もあって、40年に及んだ病院勤務小児科医としての定年を2024年3月に迎えたあと、安来市医師会診療所に小児科を開いていただくことになりました。
小児科医の務めは、“子どもの代弁者であること”です。お子さんのからだのことで不安に思われた点について、養育者の皆さんの不安が軽減するよう説明することが一番大切な仕事になります。
40年で培った知識と経験をもとに、新たな知見の収集に心がけて対応させていただきます。
また、私は2015年から6年間、日本小児感染症学会の理事を務め、2013年から現在に至るまで12年間、日本小児科学会の若い先生たちの専門医資格を審査し試験を実施する専門医試験運営委員を務めてきました。その立場から、若い先生たちには、医療は“標準なくして改善なし”、と伝えてきました。これは、「不要な処方、不要な検査はしない」ことを意味します。日々、その実践に取り組んできました。漢方薬も得意としていますので、安来市医師会診療所でも、説明を尽くし、子どものからだに優しい漢方薬も使いながら、診療を行っていきたいと思います。
お子さんのからだ、体調に不安なことがおありでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。
そして、予防接種も私の専門の一つです。どの様な感染症に対するものか、なぜ回数が必要なのか、副反応にはどのようなものがあるか、一つ一つ説明しながら行わせていただきます。予防接種に少しでも不安がおありでしたら、遠慮なさらずご相談ください。
今後、子どもの感染症に関する情報を、このHPで発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。